JARLは「会員ファースト」からぶれない
JARLの年会費がカードで自動引き落としされ、新しい会員証が送られてきた。昨年行われた「いま、カードで自動引き落としを申し込めば、あなたの会費を1ヵ月分サービスしちゃいますよ」キャンペーンに乗っかって手続きしたものだ。
こちらとしてはカード払いのほうがいろいろな雑事から解放され便利なので大歓迎だ。そのうえ、本来なら2月に切れるはずの会員資格が、1ヵ月延長されて3月まで延びるなら言うことはない。
会員証の到着から間もなく、隔月で奇数月に送られてくるQSLカードが着いた。休みを利用してカードを整理し、必要に応じて自分のQSLカードも印刷して発送を終えた。
そうこうするうちにJARLニュースと選挙の投票用紙が同じ日に別々の封書で届いた。こうして、3月はJARLから怒涛の4回のお届け物がやってきたのだ。
そういえば、2年前にJARLに再入会したときにも、会員証や会員証ホルダー、コールサインの彫られたプレートなどが次々に別便で送られてきた記憶よみがえる。
私のように民間企業でコツコツと小さな無駄を削り薄利を積み上げてきた者にとっては、ただただ頑固なまでに「送るべきものは送る」といったこの感覚に新鮮な驚きと、そして気迫すら感じる。
たぶん、発送を管理する部門が違っていたり、外注先が違うためにばらばらになってしまうのだろうが、受け取る側にしてみれば時差を感じさせないこの大盤振る舞いのサービスに感心してしまうのだ。
ぜひ、これから先も関係者間で調整したり、改革を意識して変に工夫などをすることなく続けてほしい。
多分、会員一人一人に寄り添ってくれているのだろう、経費に糸目をつけないこのようなJARLのサービスは、まさに「会員ファースト」だ。
眩しい限りだ。