アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

ソーシャルディスタンスと経年変化

 新型コロナウィルスの広がりとともに、ソーシャルディスタンスという言葉を耳にするようになった。最低でも2メートルは離れましょうということらしい。そういう意味ではアマチュア無線という趣味は屋外での運用や技術的な追及、電波伝搬の研究など楽しみ方は幾通りかあるが、基本的には電波を通じてどこか遠くにいる未知なる友を探し出すということが主流だと思う。アマチュア無線はソーシャルディスタンスはこの上なく長く完璧なのだ。

 密集せず密接にならず集団で密閉されることもない。こんな時に「だから、皆さんアマチュア無線を」などというつもりはないがコロナ鬱やストレス解消には程よい趣味で気分転換にはなると思う。

 少し前から左肩に痛みを感じるようになった。意識するようになったのはアンテナの再調整を行った直後からだから3ヶ月は過ぎている。県知事による外出自粛要請が解けた機会を利用して、近くの整形外科を尋ねた。レントゲン写真を見ながらの先生の診断は経年劣化だった。せめて経年変化と言ってほしかったのだが「経年劣化です」ときっぱりと先生は言い切った。関節がすり減ったことで、肩を動かす方向により神経が反応してしまうらしい。辛いときには湿布薬を貼り、さらに辛いときには痛み止めを飲むしかないようだ。

 私はアフターコロナをソーシャルディスタンスと肩の経年変化に注意しながら生活することになった。 

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