アマチュア無線は素敵だ

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JCG400(DPe)の意味

 少しでもアマチュア無線へのモチベーションを高めるためにデジタルでのJCC、JCGに挑戦することを思いつきお試しのJCC200はすぐに終了した。JCCは根気勝負でどんどん交信局数を増やせば、ある程度までは新しい市との交信も増えていくようだ。

 問題はJCGだ。2018年10月1日現在のJCGリストを見ると現存379郡、消滅243郡となっている。今からでは物理的にデジタルだけでのJCG500の達成はできない。デジタルにこだわらず、大昔のSSBでのQSLカードをプラスしても多分無理だ。

 それでも、あきらめずに頑張っていればJCG100そしてJCG150ぐらいまでなら何とかなるかもしれないと思い、2020年4月のJCG発行状況を確認してみた。

 すると、JCG400が2635件発行されていて2635件目の方は括弧で(DPe)と特記されている。Note3を確認するとDはデジタル、Peは同一都道府県となっている。デジタルはわかるけど同一都道府県と郡との関係が分からない。

 すぐに、JARL会員課アワード係にDとPeの意味を教えてほしいと質問をした。素早く返信があり、①400の内訳は今は存在しないが消滅前にデジタルで交信した郡と現存する郡を合わせた合計であることそして、②Peはアワード規約第8条規定第4条に定める特記の種類と適用に基づき、「同一都道府県の特記とは運用地の特記となります」と簡明に答えていただいた。

 あたりまえといえば当たり前だ。ほとんどのJARL会員は理解しているのだろう。「同一都道府県って、一つの都道府県で400もの郡を抱える自治体なんてないだろう?」などとひねくれた考えをしてしまったが、素直に「運用地」と考えれば解決していたのだ。そして、アワード規約も読まずに質問した自分が恥ずかしくもあった。

 署名がないのでこの場を借りて、丁寧に返信をいただいたJARL会員課アワード係の担当者に感謝。

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