アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

Sound Library

 木村多江さんの朗読で人気のある「Sound Library世界にひとつだけの本」をPodcastで聞いているが、アップされているものは2016年の296話で終わっている。もともとはJFN PARKで放送されているものだが、毎週続けて同じ放送時間にFMを聞くことができず、たまたま見つけてのがPodcastの配信だった。

 少し前にこの番組を知ったことや聞き逃したものも多く、それがPodcastはまとめて聞くことができて随分重宝していた。最初から、296話までしかアップされていないことは承知していたのだが、ここのところのペースだと1か月もしないうちに聞き終えてしまうことが判明してあわててしまった。先が見えてくると寂しいものだ。レビューを見ると多くの方がPodcastで続きの配信を希望しているが、大人の事情なのかその後のアップはされていない。

 何とかならないものかと色々検索してみると、JFN PARKのラジオアプリで294話からの音声データがアップされていることが分かった。どうも、大人の事情の一つは自前のアプリをリリースしたので続きはそちらでどうぞということのようだ。

 第1話から聞いていると主人公の月原加奈子もさることながら、周りを固めるわき役達のキャラがたっていてとってもいい。そして、なんといっても朗読の木村多江さんの声に癒されれる。Podcastのデータでみると第一回の放送は2010年4月5日だ。すでに10年以上続いていることになる。木村多江さんの声も、年齢とともに深みが増している。

 そういえば、私も「Sound Library世界にひとつだけの本」を聞いて癒されるなんて随分と趣味嗜好が変わったものだ。独特のお囃子とともに始まる「小沢昭一的こころ」が懐かしい。「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー」のアヴァンティはどうなった。

 なんだか、ほんとうに遠くまで来た気がする。

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