アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

LogBookの感覚的ズレ

 1992年末の告示で省略できるものとなった業務日誌だが、今日も相変わらず記録し続けている。便利なTubo HAMLOGやJT_Linkerで煩雑な作業は省略できているのだが、状況が悪く場合によって交信が成立しなかったQSOも含め紙に記録している。

 お気に入りはCQ出版の「LOGBOOK for Amateur Radio」だ。必要な記録スペースの順番がHAMLOGと連動していて直感的に記入しやすい。交信終了時刻と交信出力は最後の余白に記入している。紙質やレイアウト、罫線の雰囲気が自分の感覚にあっていることも重要なポイントだ。ただ残念なのは大人の事情で掲載していると思われる、巻末のHAMLOGの操作方法や市郡区番号リストなどの各種資料のページが多すぎて少々くどく感じる。本体を綴っているカールスパイラルリングをはずし、白紙の記録紙を追加してみようかとも思ったがきれいに修復する自信がなくすぐに断念。どなたかいい解決方法を知っている方がいらっしゃればぜひ紹介してほしいものだ。

 そういえば、自分が愛用しているもので感覚的にはほぼあっているが、少しだけ違和感を覚える道具がもう一つある。ゴルフで使うドライバーのヘッドカバーだ。PINGのG410plusというモデルを使っているのだが、ドライバーのヘッドカバーだけがきっちりと本体にフィットしない。ヘッド部分の大きさがマッチしていないように感じるのだ。

 昔、PINGのヘッドカバーは足元においてそのままショットをしても急な風で飛ばされることがない。ヘッドカバーが転りプレーヤーの意識を乱さないギリギリの重さで作られているという話を聞いたことがる。それではと、メーカーに確認したらサウスポー用と共通の仕様のためにヘッド部分が大きいドライバーはフィット感に若干「ズレ」を感じることがあるかもしれないとのことだった。

 クレーマーとマニアは紙一重だ。自分の感覚を優先してそれを先方に押し付けると時としてクレーマーになる。マニアはマニアらしくひっそりとその感覚にあうものを探し続けなければいけないのだ。

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