IC-7300 時計リセット再び
IC7300の内蔵時計が初期状態にリセットしてしまう原因と対処方法を、アイコムのホームページで確認することができてから、悪い癖ですっかり安心してしまいそのままになっていた。先日、そのことを思い出してQSOを終了しても電源は落とさずに3日間ほど通電状態を保ち電池を充電した。これで大丈夫だろうと、今までと同様にIC7300を使わないときには電源を落としていたところ、3日目あたりで再びリセットしてしまった。
アイコムのホームページには「無線機を使わないのであれば1か月をめどに2日間程度充電してほしい」との記述があるので電池が放電してしまっただけではなく、やはり根本的にどこかに不具合があることが分かった。
アイコムのサポートセンターにメールで状況を説明したところ、先方の担当者から電話をいただき「直接無線機を検査してみないと確かではないが、たぶん充電電池の劣化か充電回路そのものの不良だろう」とのことだった。また、今回不具合の電池は内蔵時計のバックアプ専用で他の機能に影響しないことも教えていただいた。更に、自己責任で充電ユニット全体を交換をする場合についても丁寧に説明していただき、IC7300の分解図や手配方法、価格などを後日メールで添付していただいた。
ユニットの価格も送料込みで2000円かからず、一時は自己責任での交換とも思たが、基板に直接取り付けられたユニットの交換はそれなりのリスクをともなうことや時計の保持専用の電池であること等を考慮して、今回はこのままだましだまし使うことにした。
アイコムの担当者の方には緊急事態宣言でサポートセンターも手薄の中、しっかりした対応、助言をしていただき心より感謝したい。