アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

JG1MOU 浜田氏登場

 アマチュア無線を趣味とする私たちにとって、毎日これほどお世話になっているツールはないだろう。Turbo HAMLOGはユーザーの「こんなことができたらいいのに」という要望を長年にわたって拾い上げ、今でも細かな改良が重ねられている。もはや、ログの域を超えアマチュア無線を楽しむ上で必須の総合ツールとなっている。

 先日、HAMLOGにJG1MOU局との交信が記録された瞬間、パソコン画面が派手なイルミネーションにかわり、軽い警報音のようなBGMが流れた。何事かとびっくりしたが、よく見ると、ディスプレーには「私が〈Turbo HAMLOG〉の作者です」と表示されていて状況が飲み込めた。HAMLOGの生みの親、浜田氏との初交信だったのだ。作者ならあの派手なイルミネーションでの登場も許せるし、そのウイットに富んだ感性も嫌いではない。デジタルモードでの初QSOは一瞬で終わってしまい、Turbo HAMLOGに対する謝意を伝えることもできなかった。QSLカードには、忘れずに必ずその旨を記入しようと思っている。

 ここのところ、アマチュア無線に対するモチベーションを保つために、南極基地の8J1RLとの初交信を目指していたが、思いもよらぬJG1MOU局との交信は私の自慢の瞬間になった。

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