アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

東京2020記念アワード(8J0の行方)

  オリンピック記念アワード完成のチャンスも残りわずかとなった。

 「2020 Special」を狙っていたのだが、思いがけず「DX-AJD」を先に完成することができた。未交信だった8N2と8N7との交信が8月22日に7MHZのFT8で続けて終了した。たまたま電源を入れたところ、8N2を見つけ、さらに1時間後8N7を発見し両局ともに3回でコールバックしてもらった。

 そして、本気で狙っていた「2020 Special」は、こちらも運よく完成することができた。残っていた8J2を8月27日に、そしてコンディションの関係もあり多分無理だろうと半分あきらめていた8J8は8月29日に交信が成立した。

 アワードの完成は根気よくワッチを続け、見つけたらあきらめずに呼び続けることが大切だと改めて思い知らされた。ただ、今回のような期限付きで時間が限られたアワードはそう単純でもない。対象局が運用されていなければ、どんなにワッチしていてもこちらは見つけようがないし頑張りようもない。

 日本で開催されるオリンピックの記念でもあるし、JARLとその地方本部が運用する記念局であるので、最低でも週末にはどんどん運用されてサービスしてくれるものと勝手に思い込んでいた。しかし、8J2は50日以上も運用されずJARL にメールで確認させてもらったほどだ。また、8J0に至っては90日間運用されていない。「PSKREPORTER」でのチェックなのでどこまで信頼できるかわからないが、自身がワッチしていた実感からもそうかけ離れてはいない気がする。

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 幸いにも私は5月の早い段階で8J0OLYMPICとコンタクトすることができた。しかし、記念局開設期限の4か月のうち、運用されたのが5月の何日間だけだったとすると「2020 Special」アワード完成を前にして悔しい思いをする局が多いだろうと想像できる。

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