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オリンピック観戦チケット払い戻しの顛末

 どこかで気にはなっているが、それをはっきりさせずに先延ばししていることがある。オリンピック観戦チケットの払い戻し方法はどうしたらいいのか、何度かふっと意識に上りながら確認しないでずるずると来てしまった。

 ようやくネットで検索したのが10月12日の夜だ。払い戻し用の口座を届け出る必要があり、その締め切りは10月12日午前11時59となっている。すでに、8時間以上過ぎている。

 ダウンロードした払い戻しに関する案内を読んでみると、期限までに「金融機関口座を登録いただけない場合または指定口座への振込ができない場合、払い戻しを受けられなくなる場合がございますので、金融機関口座登録の際にはご注意ください」と書いてある。「場合があるってなんだよ?」私のようにうっかり忘れてしまった場合はその「場合」なのか、救済措置はどこを探しても見当たらない。

 自分ののんびりした性格のために、記念になればと紙で希望したその送料を含めての78,160円が返ってこないことになった。

 ショックで若干うろたえながらも先を読んでいくと16枚ある案内の中ほどに、購入時のVisa決済について書かれていることを発見した。

 そこには、「Visa決済を選択された場合は、購入時にご利用いただいたVisaカードへ返金いたします。東京2020組織委員会より、2021年8月下旬以降(予定)、順次、Visaカード発行会社に返金処理を依頼し、各発行会社にて返金処理を実施いただきます(お客様ご自身での手続きは必要ございません)」と書かれている。

 「どっち?」現金決済だったのか、カードを使ったのか覚えていない。確認のため公式ページに移動するが、チケットに当選したログインに必要なアドレスがわからない。さらに焦りながらメモを探し出し、やっとマイチケットにたどり着いた。

 「返金状況の確認」タブを開く。払い戻し対象チケット一覧にはステータスが「返金完了」になっている。組織委員会からはVisa発行会社に払い戻しが完了しているようだ。

 カード決済だたのだ。

 オリンピック観戦チケットの払い戻しについて、メディアを通じてのアナウンスがあまり記憶にない。幸い私はカード決済だったので救済されたが、現金決済の方も多いのではないかと思う。物事の先延ばしは危険だ。

 

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