アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

無線局再免許手続

 無線局免許状の有効期限は固定局が平成34年10月25日、移動局は平成34年10月29日だ。平成34年は西暦2022年なので今年が再免許申請の年になる。申請期間は無線局免許手続規則第十八条一項で「再免許の申請は、アマチュア局人工衛星等のアマチュア局を除く)にあっては免許の有効期間満了前一箇月以上一年を超えない期間」となっている。

 古い話になるがJARLが編集発行している「アマチュア局再免許申請用紙」の説明資料をみると平成3年(1991年)頃までは「申請する期間は何ヵ月前から受け付けるという規定はありませんが、免許の有効期限満了の日の3ヵ月前から1ヵ月前までに再免許申請をするべきです」と書かれている。それが、平成13年(2001年)の再免許用紙の説明書には3ヵ月前の記述がなくなり、たんに1ヵ月前までに到着するようにと変わった。

 今のようにアマチュア局の申請期間がきっちりと明記されるまでは「申請の受付は3ヵ月前からが良いとする」が頭に刷り込まれそれをずっと守ってきたものだ。

 最近は、うっかり再免許申請期間を逃してしまっても救済措置があり、長年慣れ親しんだコールサインを取り戻すこともできなくはない。また、申請方法も煩雑な紙ベースでの申請以外にも、ネット上で申請・届け出ができる「電子申請・届け出システムLite」がある。利便性に優れ、申請後の進捗状況がリアルタイムで確認できるため安心感もあり使い勝手がいい。

 そして、肝心の免許の有効期限を忘れないためにはスマホのカレンダーアプリがある。一度有効期限を登録しておけば、後は5年毎に任意の日にアラームを出してくれるので「うっかり」の心配もいらないのだ。

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