アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

QSOデータをGoogleマイマップでながめる

 全くの思い込みで、今までずっと不便を引きずっていた。QSOが完了した局の住所とコールサインをGooglマイマップに落として、その地図を眺めニヤついていたわけだが、その方法と言えばログブックに記載された住所を1件1件地道にレイヤの入力欄に打ち込んでいたのだ。時間もかかるし、何といっても打ち込んだ後に地図を眺める楽しみよりも打ち込むことが精神的に苦痛になってくる。

 折角、ハムログを使っているのだからその交信データをテキストデータに変換し、Googlマイマップで読み込んで表示できれば「打ち込みはつらいよ」問題はいっぺんに解決する。改めて冷静にネットで検索すると、それはすぐに見つかった。やはりというべきか、Googlマイマップにはちゃんとテキストデータを読み込む機能がついているのだ。自分以外は皆あたりまえに使いこなしているのだろう。深く自己嫌悪に陥る。

 早速、親切なサイトでマイマップの作り方と、データの読み込み方法を確認してハムログのテキストデータ化に進む。

 ハムログを開いて、検索→複合条件検索と印刷と進み①自分の欲しいデータの日付範囲、レコード番号を設定②出力先欄からCSVファイルを選択③出力ファイル名ボタンをクリックしてCSVファイルをダウンロードしたい任意のパスを決めれば完了だ。最後に検索なしボタンをクリックし、検索なしで出力しますか→はいで瞬時にハムログのQSOデータがCSVに変換されて出力される。あとはファイルを開いて不要な項目を削除すれば、簡単にQSO記録マイマップ用テキストデータの出来上がりだ。

 思えば、何年にもわたりコツコツと、ただコツコツとひたすら住所を打ち込んできたことがどんなにむなしい作業だったことか。これからは1年に1回、CSVファイルを更新すれば良いだけなのだ。何なら、毎日更新しても問題ない。日がな、マークの付いた日本列島を拡大し、その地域に思いをはせながらニタニタ眺めるのだ。