アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

mixiでゆるく

 最近、「mixi」がまた見直されているらしい。2004年に開設された当時は完全招待制で会員に紹介してもらわないと使うことができなかった。TwitterFacebookInstagramなどの台頭で、売りだった招待制も2009年には廃止され今では誰でも使えるようになった。 

 どこに魅力を感じて、また「mixi」なのか?どうも、「ゆるく」「ゆっくりと」人とつながっていくことが心地いいのらしい。

 2007年ごろ、会社の他部署の後輩から招待を受けてアカウントを設定した。ほとんど使っていなかったのでうまくログインできるかなと、恐る恐る試してみたら何の問題もなくすんなりと自分のページが表示された。よくも悪くも人気の一つだった「足跡」は一つも残っておらず、当時のまま閑散としている。

 Facebookのグループにあたるコミュニティを覗いてみると、アマチュア無線関係も結構豊富にある。自分も入っていることになっている?「アマチュア無線ハム倶楽部」は3,500人近い登録メンバーだし「かばんの中には文庫本」という読書系のコミュニティは7,000人近くが登録している。自分が参加した当時の登録者数を覚えていないので、どのくらい増えたのかは分からないが、Facebookにあるアマチュア無線関連のグループでは、多いところでも2,000人前後なので数字だけを単純に比較するとmixiは頑張っている。

 折角のアカウントだ。これからは「mixi」で人とゆるくつながっていくのも楽しいかもしれない。

 

 

 

サウンド入力にエラー発生は克服できているのか?(QSOパーティ)

 今年は元日が日曜日であったためか三が日があっという間に過ぎてしまった。なんだか正月気分を少し損してしまったような感じだ。

 時々発生していた「無線機制御エラー」もIC-7300のファームウェアのアップデートとWSJT-Xを最新バージョンにしてからは今のところ鳴りを潜めている。しかし安心したのもつかの間、今度は昨年末から「サウンド入力のエラー」が表示されてIC-7300が送信状態のままになってしまう現象が多発しだした。こちらも、自分の知識では原因をはっきりさせることは出来ていないが、以前アイコムの技術サポートの方からいただいた資料に「ALCメーターを振らせてもIC-7300は歪みません。ALCメーターの振れにこだわりすぎませんように」との説明があったのを思い出し、パソコンのスピーカーレベルを上げてみた。これが、関係したのかは分からないがこちらの問題も今のところ回避できている。

 トラブル続きで恒例のQSOパーティも危ぶまれたが、なんとか6日間の連続参加もクリアすることができた。また、前年まではオペレーターネームをもらえない場合には自分だけの勝手な思いで、相手の方にオペレーターネームを督促していたがそれは止めることにした。未知の人と新年の挨拶ができただけで幸せではないか。

 先週、干支のうさぎのシールが届き台紙に張り付けた。やっと5枚目だ。完成まであと7年だ。これは、まさに自分との戦いだな。

 



 

2022年

 再開局にあたり、アマチュア無線を少しでも長く続けるためにささやかな目標を設定していた。

 ①JCCとJCGを意識する②「23の東京特区別区」をやっつける③毎年QSOパーティーに参加してシールを確保するの3つだ。

 ①は今年の6月の集計から半年が過ぎ、JCCはさらに50局ほど増えて550局になり全市全体の67%まで来た。JCGは半年で20局ほど増えて120局で全郡の32%だ。JCGは郡全体が2018年10月現在379郡とターゲットが少ないだけに、新しい郡部と20局以上挨拶ができ、そのほとんどの方からQSLカードを返して頂けたことは嬉しい限りだ。JCCも聞き覚えのない市名が出ると、すぐに初コンタクトなのかを調べる癖がついた。

 ②は当初そう長くはかからずに完了するだろうと高をくくっていたのだが、残り目黒区と渋谷区からが先に進まず、やっと今年の4月に目黒区を捕まえることができた。FT8では相手のQTHを事前に知りながらコネクトするすべがなく、多分に運任せなところがある。自分の力ではどうにもならないずなんとももどかしい。今もラスト渋谷区でストップしたままだが、ここは来年に楽しみを先送りしたと思うことにしている。

 ③のQSOパーティーへの参加は積雪のためにアンテナが不調で参加を危ぶまれる年もあったが、それもベランダに出てアンテナに積もった雪と格闘することで解決し無事参加することができた。

 自身や家族が健康であり、趣味に時間を費やせる環境をもてることは幸せだ。2023年も一層健康に留意し、アマチュア無線にゴルフに1年間を楽しく過ごしていきたい。

 

InBox不調問題eQSL再び

 先月、InBoxのQSLカードを処理できない不都合でeQSLの日本ボランティアの方に助けていただいた。しかし、1ヵ月もせずに再び同様の現象が発生してしまった。こう、連続して同じ問題が発生すると、自分では意識せずに行っている操作の誤りがあるような気がしてくる。

 しばらく思い悩んだ末に、思い切って前回お世話になったボランティアの方に連絡を取り状況を説明する。ボランティアの方からのメールによれば、相手側のOutBoxにこちらとの交信データが重複して記録されていて、その重複分が原因でこちらのInBoxにQSLカードが残ったままになるらしい。たびたびボランティアの方に迷惑をかけるのが心苦しく、自分で対応できればとその解決方法を教えていただいた。

 しかし、こちら側で発生している不具合や対応方法を先方にメールで説明する事の難しさや、その処理が原因で先方に問題が発生した場合などを考えると部外者には難しく思えた。結局、前回同様ボランティアの方から先方に連絡していただくことで、頑固にInBox内に残り続けたQSLカードは無事削除された。

 ボランティアの方によれば、InBoxに届いたQSLカードを消すことができない症状で連絡をもらうことが増えてきているようで、近々、解説ページを用意するつもりらしい。

 OutBoxに重複してデーターが作成される原因はそれぞれだろうが、できれば、先方に関係なくこちら側で自己完結する対応方法があればベストだ。そうなれば、問題とはならずにスッキリと解決するのだが。

 

eQSLは捨てたもんじゃない

 申し訳程度の寄付で、eQSLの「BronzeMember」になっている。使い勝手を言えばきりがないが、やはりアマチュア無線を楽しむのならeQSLは必要だ。無線機をオフにし安定化電源を落とし、eQSLのOutBoxとInBoxのデータを手書きのログブックとHAMLOGで確認し空欄を埋める。その日のアマチュア無線はこれで終了だ。ここまでが、ルーティーン化されている。

 理由はわからないが、InBox内に1件だけが未処理として残ってしまう不具合が続いた。ログアウトして再ログインしてみたり、チェック欄を繰り返してみたがどうしても1件だけ消えない。こちらが気にしなければ支障なさそうなので、しばらくすれば解消されるだろうとそのままにしていた。それでも、1ヵ月ほども解消されないとさすがに気分的によろしくない。

 そこで、Help機能の「よくある質問集」を検索してみた。いつもそうだが、この種の自分では「よくありそうな質問」と思っても大概は見つからない。やっぱりね、というあきらめの気持ちでHelp機能にある「一般」項目から「eQSL.ccのサポートデスクに問い合わせるには」を使って不具合の解決方法を問い合わせた。

 こちらの、使い方が悪かったためか英文で、「日本語は理解できないのでローマ字で質問を送りなおすか、日本ボランティアに問い合わせてください」とボランティアのメールアドレスが返信されてきた。

 「解決までの道のりは深くて遠いな」と若干投げやり気分で、日本ボランティアに再度不具合の症状とその解決方法を知りたい旨のメールした。すると、その日の夜には「調べますとの」メールが届き、続いて原因と不具合を解消したので確認してほしいとのメールが来た。翌日にはInBox内を確認し、お礼のメールを送ることができた。

 地道なボランティアに支えれているeQSLは、なかなか捨てたもんじゃない。あらためて、お世話になった日本ボランティアのJH4PHW坂井さんに感謝したい。

 

OLYMPIC記念局QSLカード

 2021年7月23日から開催された東京2020オリンピックも、早いもので終了から1年が過ぎた。最近では、それを記念しての数々1周年記念行事も落ち着き、かわって、オリンピックにともなう汚職事件に話題はシフトしている。

 コロナで世界が苦しみの渦の中、希望として開催され東京2020オリンピックの静かな熱気は跡形もなく消えてしまった。個人が私欲のために利用していたとわかるにつれ、オリンピックそのものがなんだか陳腐に思えてきてしまう。

 今頃、札幌冬季オリンピックの誘致に力が入り始めている頃なのだろうが、東京2020オリンピック汚職事件の広がりは、それさえも許されない雰囲気を作り出しているようだ。

 あの夏は夕食後には無線機の電源を入れ、オリンピック記念アワード「TOKYO 2020 Speciel」を何とか完成させようと頑張っていた。そのかいあって、無事アワードも発行してもらった。だから、ここまでくればあわてることもないのだが、OLYMPIC記念局のQSLカードが「JA1TOKYO」以外はまだどこのエリアからも届かない。

 日本国内だけでなく短期間に世界とのQSOに対応し、そのログ整理やQSLカードの発行作業はさぞ大変なことなのだろう。でも、それにしても1年だ。そろそろ、何らかの途中経過「今の状況はこんな感じです。引き続き鋭意発行作業を続けています」的なアナウンスが欲しい。JARLのホームページにあるQSL発送状況欄にでも近況をまとめてアップしていただけると嬉しい。

 もしかすると、注意不足で案外どこかで見ることができるのだろうか?

 

 

LOGBOOK for Amateur Radio の販売終了

 アマチュア無線を再開してからずっと愛用していたログブックが、ついに廃版になった。このログブック、とにかくコスパが悪い。B5で表紙を除いたページ数が48ページ。そのうち16ページがハムログ関係の説明ページだ。これで800円。実質使える32ページの単価は1ページあたり25円だ。1ページの行数は20行なので、1回の交信記録スペースは1.25円になる。それでも、2019年に再開局してからはこのログブックを使い続けてきた。紙質や記録項目、レイアウトなどが気に入っていたのはもちろんだが、やはりいつもお世話になっているハムログ製作者へのリスペクトが大きかった。きっと、同じような根強いファンが結構いたと思う。何年販売ルートに乗っていたのかはわからないが、やはり廃版は残念だ。そして、このコスパの悪さでは相当なマニア以外は離れていくだろうこと読めていたはずなのに、改良されなかったことも重ねて残念に思う。

 自分でExcelを使って作ってみた。スタート時間に加え終了時間、GL、出力など新しい項目を加え、それぞれの記入項目の幅を使い勝手にあわせて調整してみた。紙質は90キロ(紙質を表す単位)で少し厚手のものにした。AmazonでB5用紙100枚が送料込みで750円だ。インク代などを除き概ね1/3で済んだ。