アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

FT-8とマニア的ログ

 まず、愛用していた日本アマチュア無線連盟の「業務日誌」からTurbo HAMLOGに入力順が対応しているCQ出版社の「LOGBOOK」に変更した。もちろん、この買い替えはTurbo HAMLOGに入力するときに効率よくミスを少なくするするためだが,やはり定価800円は少々高い。後ろについているTurbo HAMLOG関係の資料集は使う機会がほとんどなく、そのあたりも含めてコスパが悪い。それでも私のようにまず手書きでログブックを付けてから、Turbo HAMLOGに打ちこもうとする様な変わり者には非常に使い勝手はいいのだ。

 そして、4色のフリクションボールを購入。SSBは黒、CWは緑、FT8海外局は赤、国内局は青での記入と基本的なところを決めた。Timeの記入はFT8は時分秒まで、Freqは8桁、入力欄が設定されていない交信終了時間と送信出力は備考欄に記載した。QTH欄にはわかる範囲で無線局の所在地とグリッドロケーターを記入する。これだけ時間をかけて手入力すればログブックも本望だろう。

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 結局、CWでのQSOは今のところなしSSBは6局だけで、折角買った4色のフリクションボールも減るのは青と黒だけだ。

 人とのかかわりが極端に少ないデーター通信で、その結果をできるだけ細かく手書きで書き留めていくこの作業はストイックすぎるかも知れない。しかし、そのストイックさがFT8と言う無機質なものを人間臭くしているのだと自分に言い聞かせているが、ほんとはWSJTXのログとTurbo HAMLOGのデータをプリントアウトさえすれば、きれいで間違いのない一覧表が手に入ってしまうことも分かっているのだ。

 JT_Linkerを導入した今、さらにFT8周辺はオートマチックになった。それでもこの無駄の多い、ログ記入という手作業はやめられない。