アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

Second QSO

 手書きのログブックではローカル局を除けばQSO相手がセカンドなのか短時間で判断することはかなり難しい。だから、40年前Turbo HAMLOMもなくコンディションも全く違う超過密状態の7MHzで運用していた私は、セカンドQSOができるなどとは根本的に考えていなかったかもしれない。

 WSJT-Xでは、デコードされている局は色で変化がつけら直感的にわかる仕組みなので初QSOの局をお呼びするようにしている。ここのところ緑色のおなじみも増えてきたが、それでも私にとっては初QSOとなるブルー表示の局は絶えることはなく、うれしい限りだ。それだけ、FT-8の面白さと手軽さが浸透し、新たにデジタルモードで運用する局がまだまだ増加傾向にあるのだろう。これが、休止している局の再運用につながれば言うことはない。

 デジタルモードを紹介するある記事に『海外の一部の局には2回目以降の交信を嫌う局が時に見受けられます』とのものがあった。合理性を追求すればそれも仕方がないのかもしれない。

 それでも、40年前と違い瞬時にセカンドQSOを判断できる環境にある。QSOにシンプルさを追求したFT-8であっても、2回目以降の交信を楽しみにできる心のゆとりは忘れないようにしたいと思う。

 

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