アマチュア無線は素敵だ

noiseがあふれるそんな日は読書で時間を忘れよう

2019-01-01から1年間の記事一覧

ゴールデンキング

無線にかける時間は夜が多いのだが、土日は気ままに昼間から無線機のある部屋に入ることもある。東西に面した六畳間で、西側は掃出し窓で東側は出窓になっている。無線機の前に座ると、昔からの習慣でカーテンを閉め切って間接照明に切り替える。邪魔をされ…

JARLは魅力的

QSOパーティーの参加シールをそのまま保管していても味気ないので台紙を購入した。日本アマチュア無線連盟(JARL)で何かを手に入れようとすると郵便振替での支払いになる。会費はカード払いが可能になったが、何点かあるJARL取扱製品は郵政事業に忖度してい…

趣味の世界

「世界の車窓から」のような景色が続く中央線に乗り、仕事の関係で名古屋に向かう。これで、石丸謙二郎氏のナレーションなど入ればそれなりの旅になる。林業が盛んな木曽周辺でアマチュア無線のアンテナを探したが見つける前に疲れてしまった。やはり、特急…

FT-200S(八重洲無線)取説の発掘

無線設備を2階から1階に移動し、その後ずっと気になっていたことがある。初めての無線機、FT-200Sの取扱説明書が見当たらないのだ。無線機本体と同じ箱に梱包しておけば悩まず済んだのにと、今更30年前を反省しても仕方がない。それが、昨夜ふと思い立っ…

デジタルカレンダー

Googleカレンダーの拡張機能にG-calizeを使えば希望に沿った便利なカレンダーが使えるのだが、PCを立ち上げてアプリを移動したりたりスマホを立ち上げなければならない。無線機を前にして、簡単に1カ月を俯瞰できるカラーのデジタルカレンダーはないものか…

アマチュア無線にWi-Fi環境 

休みを利用して無線機のある部屋のWi-Fi環境を整えた。今、無線機の置かれている部屋はそもそもルーターから遠くネットにつなぐにしても、場合によってはノートパソコンを移動させるなどしなければならずストレスが多かった。そこで、昔使っていたルーターが…

アマチュア無線日和

朝からあいにくの雨だ。 昨夜は定期的に開いている宴会があった。会場は入るのに少々勇気がいる恒例の台湾料理屋だ。集まったのは中学時代の同級生で、年齢は一緒だが職業は多種多様だ。お決まりのサラリーマンから青果市場で働くもの、自営の保険業を営むも…

静かにFT8 Sound of Silence

通勤途中でもイヤホンを付けて音楽を聞いたり、ラジオ等を聞いたりとする機会が多い。時間を忘れて周りにいる大勢から離れ、自分だけの世界に入り込みたいということもあるし、何らかの情報を取り込みたいときもある。新聞を読みながらもテレビは流れ続けて…

アマチュア無線を再開する理由

休日の散歩コースでアマチュア局のアンテナを幾つか見かける。見るたびに方向を変えているものもあれば、決まって同じ方向を向いているアンテナもある。何らかの事情があり休止しているが、いつかは再開するつもりでアンテナだけは降ろさずに頑張ってるんだ…

アマチュア無線のお供に 黒色の手帖

部屋の中には無線機さえあればいい。それでも気に入ったものが身近にあると気持ちが豊かになる。少しの間、QuoVadis赤のカレプランという正方形のノートを使っていたが、アマチュア無線のお供としてはやや贅沢過ぎて早々に今使っているモレスキンノートクラ…

QSLカードはかく保管する

年賀状をいただきその後もすぐに処分できずに、グズグズと2、3年はため込んでしまう。社会に出てからは年末に翌年の新しい手帳を買うのが恒例行事となっているが、1年間使い込んだ古い手帳は捨てられずに保管している。読み終えた本ときたら、我が物顔で倉庫…

懐かしいコールサインはどこに行った?

コツコツと古いログを辛抱強くHAMLOGに入力してきた。入力が進むほどに思い出がよみがえってくる。楽しみにしていた夏休みや週末には7MHz、21MHzのSSBで夜遅くまでQSOをしている。初めて聞く声にワクワクしながら、何度も何度も相手局をコールしている自分が…

無線設備のために机を選ぶ

無線設備の設置場所は簡素にスチール机の上としてきた。昨年、部屋を移動する機会ができたので電気的にもやさしい木製の机を購入することにした。「やっぱりさ、木製の机は天板が命だよネ。天板といえば無垢材の一枚ものさ」などと気軽に探し始めてみたが日…

QSLカードにはターコイズブルー

2ヵ月毎のQSLカードが到着した。自分のカードはコールサインを黒ベースでデザインしただけの味もそっけもないものだ。 カードの発注時に、受け取った方に楽しんでもらえる何か特色のあるデザインはないかとかなり悩んだが結局思いつかなかった。「自分が撮影…

我慢とタイミングと運任せのお気軽QSO

5月最後の土曜日21時30分。無線機の電源を入れてPCの14MHz、FT-8の画面を何げなく見ていると青、緑に混じって突然赤の「New Continent」が表示された。 とりあえず、クリック。すぐに応答がありQSOが成立した。PSK Reporterで確認するとQSOをしていただいたZ…

複数のパソコンでTurbo HAMLOGを同期させたい問題

無理やりな使い方をしているために面倒な状況に陥りつつある。無線設備の常設場所で使っているパソコンはVAIOのノートパソコンで、ここにWSJT-X、Turbo HAMLOGとJT_Linkerをインストールしてデーター通信用の環境を作った。 そしてもう一台、Surface Goとい…

囲碁の世界 (QRM 8)

昨今、将棋の話題でずいぶん盛り上がっていましたが、囲碁界でも9歳の仲邑菫プロが誕生しほんの少しだけですが光が差し込んできました。味わい深い囲碁の世界を堪能してください。 幻庵 作者: 百田尚樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/12/31 メディ…

アマチュア無線とスタートレックとKindle (QRM 7)

最近ではアマチュア無線の合間に手にする書籍もほとんどが電子書籍だ。「やっぱりこの紙の手触りがいいんだよね」とか「重さとインクの香りが最高だぜ」などと言っていた自分はどこに行ってしまったのか? 場所を選ばずすばやく読書できる利便性と、一度に大…

eQSL.ccそしてQSLカードのこと

アワードなどにあまり興味がないためかそれほどQSLカードに執着がない。しかし、カードが手元に届くと自分のポンコツな電波を拾ってくれた人に感謝しつつ、美しいカードや機能美あふれるカードに魅せられる。だから、正確には取集することには執着しないけど…

電源はねじ式ターミナルから丸端子で取りたい

アイコムのIC-7300と同時にアルインコの安定化電源DM-330MVを購入した。すぐに、無線機を立ち上げようと取り急ぎ電源ケーブルを接続しようとしたがどうもうまく行かない。正面のプッシュ式ターミナルには電源ケーブルが太すぎてきっちりと納まりきらないのだ…

ノイズのなかから一冊を (QRM 6)

我が家のヒミツ (集英社文庫) 作者: 奥田英朗 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/06/21 メディア: 文庫 作者は「邪魔」「最悪」などの息もつかせぬスピード感あふれる作品から「オリンピックの身代金」などの落ち着いた重厚な作品。そしておなじみ伊良部…

FT-8とマニア的ログ

まず、愛用していた日本アマチュア無線連盟の「業務日誌」からTurbo HAMLOGに入力順が対応しているCQ出版社の「LOGBOOK」に変更した。もちろん、この買い替えはTurbo HAMLOGに入力するときに効率よくミスを少なくするするためだが,やはり定価800円は少々高い…

マニア的ログのつけ方

アマチュア無線局には備え付けなければならないものとして「時計、業務日誌、無線検査簿、電波法令集または抄録」が規定されていたが、1992年末の公示から順次省略できるものとなってきた。アマチュア無線の世界でも知らない間に規制緩和が進み簡素化された…

FT-8

開局以来7,14,21の3バンドを中心に楽しんできた。特に7MHzは狭い帯域の中に多くのアマチュアがひしめき合い、怒鳴りあうあの喧騒が忘れられない。いつの間にかあこがれだった7099より上にバンドプランが広がっていて、潔い静寂とでも言うのかあまりの静けさ…

アンテナと無線機

あの頃は、垂直に立てた竹竿に滑車を使って張ったダイポールアンテナが主流だった。何度も上げ下ろししてカット&トライを神経質に繰り返して調整した。もう一度だけ、もう一度だけとチャレンジしても周りの環境が悪かったのか、地上高が足りなかったのか思…

初QSOのこと

従事者免許を1972年9月に取得し、当時の業務日誌によれば11月3日に7MHzのSSBで初QSOが成立している。47年も前だ。無線機は八重洲のFT200S。アンテナは10mhのダイポールだ。自分で無線機を立ち上げることもできず、見かねた友人がアンテナ設営から無線機の調…

再開局にあたって

アマチュア無線を再開局するにあたり偶然読ませてもらった名古屋にお住いのJA2WIG柴田さんのブログがおおいに刺激になった。多才な方でアマチュア無線のほかにも多くの趣味をお持ちになっていて、それぞれに真正面から取り組んでいるこだわりの様子がそのブ…

記念すべき瞬間

元号も新しくなり楽しかった10連休も最終日。5月6日16時を過ぎて明日からの憂鬱な出勤に備え、そろそろ早めの風呂に入ろうかと無線機の電源を落とそうと考え始めていた時だった。サフィックスが全く同じ和歌山県の方からコールされた。今までサフィックスが…